サンフレッチェ 戦術 3バック

【サンフレッチェ広島】他の3バックのチームを見てみる【シェフィールドユナイテッド編】

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こんにちは、今回はサンフレッチェの今季の課題であると個人的に思っている

チャンス創出数不足を改善するためには何が必要なのかを探っていくために同じ3バックを採用しているチームを参考にして

サンフレッチェに活かしていける部分はないか考えていく

当ブログ限定のコーナー第四弾になります。

 

チャンス創出不足と端的にいっていますが

サンフレッチェの毎試合のXGを見ていくと分かるのですが

XGとは?‥予測されたゴールのことエクスペクテッドゴールズの略称のこと

 

毎回高XGを記録しているゴールチャンスはコーナーキックからが案外多いことが分かっており

流れの中から決定的なゴールチャンスを作り出すことが中々出来ていないという事実があります。

 

例を見てみます。

数字を出してみてみるのはJリーグ最終節のベガルタ仙台戦です。

この試合は7割近いポゼッションをサンフレッチェが保持しながらペレイラのスーパーゴールで辛くも勝利した一戦です。

 

ポジショナルアタック時にどこからのルートが大きなチャンスに繋がっているか

分布したものが下の図になります。

credit wyscout,com

この図を見て圧倒的なのは左からの攻撃になります。

サンフレッチェのストロングはいうまでもなくボールを持った状態から左サイドを近い距離のトライアングルの連携で

ポケットのゾーンを取りに行くことですが

 

仙台戦の数字を見て分かるようにXGを記録した可能性の高い攻撃の数々は左サイドから作られているのに対して

右サイドを見てほしいのですが

11回の攻撃試行回数で生み出されたXGは0です。

 

確かにサッリ時代のチェルシーも左サイドに偏る攻撃を行っていましたし

現在のモウリーニョトッテナムも左SBは全く上がらずに右SBのオーリエが高い位置をとったり

片方のサイドに変化を出していく戦術は数的優位を片側のサイドで生み出すことが出来

効果的な戦術の一つだと言えますが

 

両者ともに逆側のサイドで攻撃を生み出せないチームでは無いです。

現に今のトッテナムでは左サイドバックが上がらない代わりに左の孫興民が常にサイドの高い位置を保ち

デレ・アリのギャップ受けを手助けしている側面もあります。

 

それに比べてサンフレッチェの右サイドは機能不全であると個人的に思います。

高い位置で野上がボールを持っているときは背後へボールが最前線へ出たりしますが

バックラインからのプレーで右サイドを経由した攻撃がシーズン終盤は特に機能していなかったように感じました。

 

個人的な意見なのですが右サイドからのプレーのヴァリエーションが無かったことが

サンフレッチェの終盤の失速を招いた直接的な原因であると思います。

 

川崎フロンターレ戦などではサンフレッチェの左サイドに人を集めた守備をしてサンフレッチェの攻撃をほとんど完封してきましたし、、

片方のサイドに偏る攻撃は対策されやすいですしね。

 

そこで今回はどういった攻撃方法があるのか参考にしていくチームは

昨シーズン革新的なサッカーでチャンピオンシップからプレミアリーグにストレートインし

今季もプレミアリーグのテーブルで7位を維持している

【シェフィールドユナイテッド】を見ていきたいと思います。

 

CBオーバーラッピング

シェフィールドユナイテッドはもちろんサンフレッチェと同じように3バックを起用するチームですが

シェフィールドユナイテッドの代名詞といえばボール保持時に見せるCBのオーバーラップにあります。

 

もちろんサンフレッチェもCBのオーバーラップは1試合につき

二回くらい見ることが出来ますがシェフィールドユナイテッドはそれとは少し様子が違います。

画像は直近のヴィラ戦の物になります。

バックからのプレーを試みる赤のシェフィールドですが

まず中盤の選手がバックラインに下がってきてCBを高い位置に押し出していることが下の画像から見ることが出来ます。

シェフィールドは中盤の選手がバックラインに落ちてくることによって片側のCBを押し出し

いい距離感の立ち位置で相手のプレスを回避できる立ち位置をとることが出来るのですが、

ここでサンフレッチェの中盤の落ちを見てみましょう。

 

MFがDFラインに落ちることはポジションに変化を出し

ビルドアップをしやすくするような立ち位置を取り直すためにすることだと個人的には思っているのですが

サンフレッチェはポジショニングでメリットを作り出すことが出来ていないと今季は思うシーンが多くありました。

 

上の画像の川崎戦のシーンだと

もっと野上が今のハイネルの位置まで上がってハイネルがもっと高い位置をとってもいいと感じますし

佐々木が柏の位置まで上がることが出来ると

柏がブロックの内側で(サイドハーフとボランチの間)ボールを受けるような動作が出来、相手のブロックを狭くすることによって

サイドで時間が使えるようになるかもしれませんし

森島がストライカーと同じ高さをとって

DFラインで勝負出来るようなポジションを取れるかもしれません。

 

まあもっとカオスなのがシェフィールドです。

上の画像の次のシーンを見てもらうと分かります。

 

CBから対角にロングボールが出るのですが

まさに、カオス、、

片側のサイドにWB、CB、FW、MFが同居する圧倒的な数的優位を作り出します。

まあこのシェフィールドのシーンは極端ですけど

まずMFが降りてくることでCBのポジションを押し上げると同時に後方のリスク管理が出来ます。

 

CBが上がっている時にプレスを猛烈に受けてボールを前に出せないときはGKを使い

数的優位を作ったサイドに蹴り込むことでプレスを回避するようなシーンがシェフィールドには見られます。

 

サンフレッチェがシェフィールドから学べることはビルドアップの際に

立ち位置で相手を外せるポジショニングをとることが大事だということだと思います。

 

相手のファーストプレスをくぐり抜けずに相手を背負った状態でWBやシャドーが窮屈にプレーする機会が多かった

湘南戦や鹿島戦を見ても明らかなように

サンフレッチェにはビルドアップの際の立ち位置の改善が急務だと個人的には思います。

 

この前のE1選手権vs韓国戦を見てもそうですが

相手のプレスを回避していくためには監督が本当に重要だと感じます。

中でやっている選手達の能力を最大限に活かして上げるためには3バックに対するプレスに対してチーム全体としての解決策が重要になります。

 

とんでも戦術でお馴染みのアーセン・ヴェンゲルですらハイプレスに対して

FWのジルーにロングボールを蹴るという個人能力で解決しましたし、、

 

 

下の動画はいつぞやのボコボコにマリノスにやられた時の選手コメントですが

今シーズンの総括といってもいいことを稲垣選手が全部言ってくれています。

前半の真ん中から終わりにかけてテンポ出て来て、ボールの動かし方とか相手のウィークとかをつけるようになって来てテンポが出ていたんですけど、後半になってもう一回相手のプレッシャーをもろに受ける感じになっちゃってチームとして落ち着かせどころがなくなってしまった。そこはもう少し臨機応変というか今まで中々やってないことかもしれないですけど分達からポジションを崩して落ち着かせに行くのも大事だったと思います。

さすが稲垣選手。我々の気持ちを代弁してくれているとこの当時は思ったのですが。

神戸戦の大勝でうやむやになり

シーズン終盤まで改善されることなく勝ちきれない試合が多くなってしまった印象がありました。

 

今年の横浜が強かった点はで立ち位置で相手をズラしその上で自分達のストロングポイントを発揮していたからです。

城福さん3年目体制はチームとしてどのようにアタッキングサードにボールを運んでいくのか明確なゲームプランの

上積みをしてくれると信じています。

 

他にもカオスなシェフィールド

せっかく調べたんで面白いシーンを他にものっけておきます。

WBとCBがFWと同じラインに並んでいるシェフィールド

ハーフスペースでボールを受けようとするCB

 

まあシェフィールドユナイテッドの例は極端ですが

要するに当ブログが言いたいのは後方からのビルドアップの際に立ち位置でプレスをいなせるような

サッカーが広島で観たいしそこが課題ではないのかな?と思うことであります。

 

あくまで一個人の意見ですけど

来季シャドーにバンバンボールが入ってペレイラやハイネルが高い位置で躍動するサンフレッチェが見たい!

終わり。

 

試合画像はwyscoutより

シェフィールドユナイテッド動画

直近のヴィラ戦のハイライト

どんなチームか映像を見て確認したい人へ

 

シェフィールドユナイテッドツイッター

ムセのゴール動画

https://twitter.com/SheffieldUnited/status/1207695371050328064?s=20

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2006年くらいからのファン ストヤ〜ノフ×3ってサポーター席で叫んでる子供でした 今やバックスタンドぼっちおじさんになりました。 よろしくお願いします。

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