戦術 3バック

【サンフレッチェ】他の3バックのチームを見てみる【アタランタ19/20】

更新日:

サンフレッチェがいかに強くなっていくか、素人ながら考えていくコーナーの第2回目になります。

第一回目はチャンピオンシップのブレントフォードを見ていきました。

 

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今回は現在セリアAで6位と奮闘している3バックチームであるアタランタに焦点を当てて

アタランタの戦術を知ることによってサンフレッチェに活かせることがあればいいなといった感覚で調査しました。

 

アタランタの基本フォーメーション

 

アタランタは60パーセント以上を3412を使用するチームになります。

 

サンフレと同じ3バックのチームのアタランタがどのようなビルドアップのメカニズムを持っているか

またその際ボランチの選手はどのような動きをしているのかサンフレッチェと比較しながら見ていこうと思います。

 

アタランタとサンフレ平均ポジションの比較

アタランタとサンフレの平均ポジションをまず比較してみることにしました。

アタランタの平均ポジションとリンク

サンフレッチェの平均ポジションとリンク

 

二つとも直近の試合の平均ポジションです。

平均ポジションはチームのカラーがはっきりと映るので比較するのは面白いですね。

さてさて、サンフレッチェは川崎フロンターレ戦のものを引っ張ってきました。

この2試合の他にも色々な試合で比較してみたのですが、一枚だけ見てもまずはっきりわかる違いが見えてきましたね。

 

まずバックラインに注目してみてください

サンフレッチェの方はかなり均等な感覚で同じような高さに3バックのポジショニングが整備されているのに対して

アタランタの方を見てみると右CBがやたら高い位置に立っていることがわかります。

 

ここの違いはやはりビルドアップの方法に違いがあるのだと考えたのでまずはアタランタがボール保持時にどのようにして

アタッキングサードまでボールを運んでいくか、過程を見ていこうと考えます。

 

アタランタのビルドアップパターン

アタランタを見ていくと彼らのビルドアップの一つのパターンになっているのが

平均ポジションからでも分かるように右CBトロイの攻撃的ポジショニングにあります。

 

アタランタは右CBのトロイがかなりボール捌きや置き所、前方へのパスなどを高性能に行える選手なので

アタランタはよく後方からのつなぎの際にトロイを経由することが多くなります。

そのトロイを活かすための動きの一つとして中盤のボランチの動きが大切になってきます。

 

アタランタはよく頻繁にDFラインのCBの間にボランチの選手が降りてきます。

サンフレッチェもよく頻繁にボランチの選手がDFラインに降りてきますが明確な違いがありますね。

画像を使って比較していきます。

 

下の画像はボールホルダーが降りてきたボランチの選手で

タッチライン際の高い位置をとっているのがトロイになります。

 

中盤の選手が降りてくることによってトロイが幅をとること、また前がかりのポジションを確保することが出来。

なおかつWBを高い位置に押し出すことができます。

 

この後にサンフレッチェを見てみると本当によく分かるのですが

下の画像をご覧ください。

 

このシーンは後方からボールをサンフレが繋いでるシーンなんですけど

3バックに中盤からボランチが降りてきて後ろに4枚並んでいるシーンです。

 

 

 

距離感近すぎじゃね?

と思いました。

中盤から降りてくるのは変化のつけ方としてアタランタと同じような感じですが

サンフレは降りてきたことによってメリットを生み出せていないような気がします。。

 

例えばですけど個人的に上のシーンではもっと佐々木が高い位置をとってもいいと思います。

そしたらうちのエースの柏さんが高い位置に移動ができることになりますからね。

エースはできるだけ高い位置でボールに触って欲しいです。

 

CBがサイド幅とることによる利点を考えてみたのですが

  • 相手プレスが来るまでの時間的猶予が増える。
  • 幅をとることにより角度ができるためCBからCFに斜めの楔が入れやすくなる。
  • 相手に横スライドを強いることが出来る。のでその間にボールを持ち運べやすい

などなどでしょうか

平均ポジション比較から見えることは

サンフレとアタランタは同じようなビルドアップ方法を志向しているのに

【サンフレは距離感とポジショニングの中途半端からその恩恵を十分に受けれていない】ということが個人的見解です。

システム少し違うから中盤は厳密にいうと少し違うけどね

 

アタランタのボランチとサンフレのボランチのオフザボール比較

サンフレッチェを見ていて気になったシーンがあったのですが

サンフレッチェの強みは何と言ってもシャドーが絡んだときの攻撃力に定評があると思うのですが

フロンターレ戦はバックラインからあまりシャドーに入る回数が少なく中央を遮断されサイドに誘導されボールを前に運べないような

現象が起きていたと感じました。

これには個人的にはボランチの立ち位置にも問題があるのでは?と考えてみたので書いていきます。

 

先ほどのアタランタとの平均ポジションの比較画像をみてもらったら分かると思うんですけど

サンフレッチェの稲垣と青山は基本的に同じような低い位置が平均ポジションになっているのに対して

アタランタの11番と88番の中盤センターはより高い位置に、しかも全く違う位置に平均ポジションが置かれています。

 

ここの違いを次は見ていこうかなと思います。

 

まずはサンフレッチェで気になったシーンの整理ですが

後方から中央へののパスの出しどころが無く、野上がサイドにパスを出すシーンです。

ボランチに注目して欲しいんですけど

 

完全にシャドーのパスコースと被っていることが分かると思います。

中央に留まっている弊害が出ていると個人的には考えます。

 

青山選手はバックステップを踏んで田中選手の脇に移動するような動きを見せると

マークを引っ張れてシャドーのパスコースが開きますし。

それでもシャドーにひっついてくるならギャップにドウグラスが顔を出せばボールを引き出せると思いますし、、、

 

対してアタランタは中央に留まるというよりより流動的に動きます。

一つ例を見てみます。

ボールを持っているのがアタランタのボランチの選手です。

前線からトップ下のゴメスがボールを貰いにブロックの前に降りてきているシーンです。

 

ボールをゴメスに預けた後にアタランタのボランチの選手はどういった動きをとるのかというと。。

 

落ちてきたゴメスの代わりに相手ブロックの背後にボランチの選手が走り混んでいるのが上の画像から分かると思います。

ここがアタランタのボランチの選手がかなり高い平均ポジションをとっていた理由の一つであると言えます。

 

サンフレッチェのボランチが飛び出していく形のほとんどは稲垣選手が相手SBとCBの間を狙うランニングがほとんどですし

せめてフロンターレ戦の後半みたいな2トップを使うのであれば

ボランチがより流動的になってもいいのではないかと思います。

 

以上のアタランタとの比較からサンフレッチェに取り入れてもいい要素を考えてみると

 

しっかりと中盤ではシャドーやCFへのパスコースを作り出すこと

ディフェンスラインに降りた時にはしっかりと両CBがボールを持ち出せるようなポジション取りをとること

 

この2点をサンフレッチェのビルドアップ改善点としてあげます。

 

今回はここまでです。

またみてください。

 

試合画像やデータはwyscoutより引用しています。

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2006年くらいからのファン ストヤ〜ノフ×3ってサポーター席で叫んでる子供でした 今やバックスタンドぼっちおじさんになりました。 よろしくお願いします。

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